食洗機は卓上とビルトインのどっちがいいの? メリットとデメリットをご紹介!
手洗いで食器を洗っている皆様、食器洗いにどれくらいの時間がかかっているかをご存じでしょうか。
全国の平均では一度に25分ほどの時間がかかっているというデータがあります。つまり朝と夜の2回洗うとして50分も取られているのです。
そこで数年前からニーズが高まっているのが、食器洗い乾燥機・略して「食洗機」。 日本でも約3世帯に1世帯は導入していて、だんだんと一般化しています。
しかし、種類が豊富で機能面もさまざまなので、これから設置したい方のなかには、どれを選べばいいのか分からない方もいらっしゃることでしょう。
そこで今回は「卓上タイプ」と「ビルトインタイプ」の2種類に分けてそれぞれのメリット・デメリットをご紹介します。
食洗機を導入すれば時間も水道代もカットできます。 毎日する家事だからこそ、食洗機の力を借りて、もっと効率のいい暮らしを実現しませんか?
■「卓上タイプ」と「ビルトインタイプ」それぞれのメリットとは?
食洗機は大きく分けて「卓上タイプ」と「ビルトインタイプ」の2種類に分けられます。
ではそれぞれのメリットとデメリットを具体的にご紹介していきましょう。その2つにどのような違いがあるのでしょうか。
シンクやキッチンカウンターなどの上に置いて使うタイプの食洗機です。
卓上タイプはビルトインタイプに比べて、以下のようなメリットがあります。
1.賃貸でも導入できる
キッチンのシンクやキッチンカウンター下をリフォームしなくてはいけないビルトインタイプに比べ、卓上タイプはただ置くだけなので持ち家じゃなくても導入できます。
2.引っ越しや故障時の交換が楽
サイズがコンパクトで据え置く必要もないので、簡単に交換できるのもメリットですね。 食洗機は家電のなかでも寿命が長くはないので、交換を視野に入れた長いスパンで考えるのもいいでしょう。
・ビルトインタイプの食洗機のメリット
シンクやキッチンカウンターの下のキャビネットを取り外して組み込むタイプです。
1.キッチンの見た目がスッキリする
普段、見えないキッチンシンク下に収納できるので見た目がスッキリします。 作業スペースが小さくなることもないので、いつもと変わらないペースで料理できるのも魅力です。
2.作動音が聞こえづらく静かに使える
実際に発生する音自体は卓上型と変わらないのですが、据え置きの分、振動が伝わりづらいので、非常に作動音が小さいこともメリットです。
■「卓上タイプ」と「ビルトインタイプ」それぞれのデメリットとは?
では次に卓上タイプとビルトインタイプそれぞれのデメリットについてご紹介しましょう。
・卓上タイプの食洗機のデメリット
1.見た目が美しくない
卓上タイプの場合、やはり本体や排水ホースなどが存在感を発揮しますので、収納型のビルトインタイプに比べて散らかった印象を覚えます。 また設置の際には向きを考えなくいけないので、スペースが限られてしまいます。
2.音が気になる場合がある
卓上にむき出しになっているので、振動がキッチン全体に伝わりやすく、人によっては騒音が気になってしまう方もいらっしゃるようです。
・ビルトインタイプの食洗機のデメリット
1.手間や費用がかかる
ただ置くだけの卓上タイプとは違ってキャビネット部分に据え置くので、どうしてもそのためのコストがかかってしまいます。 またキッチンのキャビネットに奥行きがないと設置できないという制限も発生します。
2.収納スペースが少なくなる
キャビネット部分を工夫して据え置くので、その分の収納が減ってしまうこともデメリットです。
卓上タイプもビルトインタイプも同時くらいのメリットやデメリットがあるので、一概にどちらが優れているとはいえません。
しかしどちらにせよ、家事の手間は少なくなりますし、節水効果がある機種もありますので、おすすめしたい家電です。
それぞれのメリットとデメリットをよく考えたうえで、自分の状況に合うタイプを導入しましょう。