先の記事でも取り上げましたが、昨年あたりに「エアコンは小まめに消すべき?つけっぱなしにするべき?」といった省エネルギー・電気料金に関することが、テレビなどで話題となりました。結論としては、「時間帯(外気温)や外出時間によって変えるのがいい」「夜はこまめにON/OFFさせる方がお得」とのことでした。
(引用:ダイキン工業|エアコン「つけっぱなし」・「こまめに入り切り」の消費電力の推移と累積消費電力量)
とはいえ、やっぱりエアコンをつけっぱなしにしないと寝苦しい夜もありますよね。そこで今回は、夜間にエアコンを使用して、快適な睡眠を得るためのポイントや注意点についてご紹介します。
寝苦しい夜にエアコンを使用し快適に眠るためには、どのようなことに気を付ければいいのでしょうか。以下にポイントと注意点をまとめておきます。
夜にエアコンを使用する際は、「除湿」ではなく「冷房」に設定しましょう。なんとなく冷房は身体に悪そうなイメージなので、寝るときは除湿に設定しているという方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。実は、除湿をした方が温度を下げすぎてしまうことがあるのです。冷房も除湿も基本機能は同じですが、冷房は温度調節に、除湿は湿度調節に重点を置いています。したがって、除湿では余計に温度が下がりすぎてしまうことが考えられます。じめじめして寝付けにくいときには、寝始める前は除湿に設定し、眠りに入るころには冷房に切り替えましょう。