バランス釜のリフォームで、快適なバスタイムを!

2017.9.28

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皆さんこんにちは、宮城県仙台市で空調工事やガス工事を行なっている株式会社菜花空調です。

 

今回は、浴室でまだ使われていることのある「バランス釜」のリフォームについて、ご紹介したいと思います。

 

かつては湯沸かし設備の主流だったバランス釜

 

「バランス釜」は自然給排気方式を採用した浴槽の湯沸かし設備のことで、正式には「バランス型風呂釜」といいます。

今からおよそ50年前、1965年にガスター社が開発し、公団住宅を中心に普及していきました。

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しかしバランス釜特有の給排気問題、空焚きの危険性などの欠点もあり、1990年代あたりには壁掛け型の給湯器に取って代わられました。

 

中にはバランス釜を長年愛用し、使い慣れている方もいらっしゃるかと思いますが、「製品」にはどうしても避けられない「寿命」があります。

バランス釜の調子が悪くなってしまった場合、どのような修繕方法があるのか見ていきましょう。

 

■バランス釜→バランス釜へ交換

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操作する側から見れば、これが一番違和感のない方法といえます。

主な方法は2つあり、「既存のバランス釜と似たタイプ」、もしくは「最新型のバランス釜」です。

 

かつての機種と比べて熱効率も高くなっており、光熱費を抑えることも可能です。

またバランス釜特有の湯アカの問題なども解消され、お湯も均一に温まりやすくなっているなど、さまざまな部分で改善されています。

 

■バランス釜→ホールインワンタイプ(壁貫通型風呂釜)へ交換

 

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浴室の設計によっては、バランス釜の給排気のために、壁に大きな穴が空いているケースがあります。

その場合、壁の穴を活用した「壁貫通型風呂釜」への入れ替えができる可能性もあります。

 

バランス釜が壁~屋外に出て行く分、浴槽を広げることができます。

また既に空いている穴を利用するため、リフォーム費用を抑えられ、さらに熱効率の高いエコジョーズ対応機種もあり、ランニングコストも抑えられるというメリットもあります。

 

■バランス釜→ガスふろ給湯器へ交換

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バランス釜のリフォームで最も多いのが、ガスふろ給湯器への交換です。

給湯器を屋外へ設置する必要はありますが、それ以外は給排気で空いていた穴を活用しますので、特に大掛かりなリフォームは不要です。

 

もちろんエコジョーズ対応機種もあり、機能面でも最新の給湯設備と同じくお湯張りから追い炊き、沸き上げ、たし湯、予約運転などが全自動でできます。

浴槽も広げられますので、ゆったりとしたバスタイムを楽しめます。

 

■バランス釜→ユニットバスへ交換

 

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給湯方式バランス釜以外にする場合は、浴槽を広げることができます。

浴槽を新しく買うのであれば、思い切って浴室全体を新しくしてみませんか?

 

最新のモデルであれば、どんなにグレードが低いタイプでもカビ対策は万全。

清掃性も、バランス釜のお風呂と比べたら断然優れています。

保温機能も在来工法の比ではありませんので、これからの寒い季節、ヒートショック対策としても安心できます。

 

 

いかがでしょうか。

バランス釜のリフォームは多彩で、ご予算やご要望に応じていろんな方法を選べます。

特に、バランス釜があったスペースの分、浴槽を大きく広げられる可能性がある点も、大きなメリットです。

 

また、平成生まれの方にとってはバランス釜を使ったことない人が多く、賃貸物件などでは避けられる傾向があるようです。

そのため、少なくとも壁貫通型給湯器へ変更されることが、賃貸住宅では入居率の改善につながるようです。

 

バランス釜を使われているご家庭、そしてバランス釜を導入されている賃貸物件のオーナーさんがいらっしゃいましたら、ぜひ、リフォームをご検討されてみてください!

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