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皆さんこんにちは、宮城県仙台市を中心にエアコン・空調工事、水まわりのリフォームやガス工事を行なっている株式会社菜花空調です。
そろそろ年末が近づいてきました。お正月休みにあわせて、帰省したり、海外旅行に出かけたりする予定がある方も多いのではないでしょうか。
大掃除や年賀状などでただでさえ忙しい年末年始。持って行くお土産を準備して荷造りをして戸締まりをして…、とバタバタ出かける前に、ひとつ気を付けていただきたいのが、給湯器です。
今回は、長期間家を留守にする前に、給湯器にしておくべきことをご紹介します。
■冬の長期不在は凍結に注意
地域にもよりますが、12月から1月の宮城県は気温が低く、日中の最高気温は4~5℃、朝方や深夜の寒い時間帯には氷点下3℃前後まで気温が下がります。
水道管が凍結して水が出なくなる話は寒い地域ではよく聞きますが、給湯器の中の配管や給湯器に接続する水道配管も水で満たされているため、長期不在などで給湯器を使わないまま放置していると、凍結してしまうことがあります。
給湯器が凍結するとお湯が出ないばかりか、配管が破裂してしまう可能性もあります。凍結を予防するために、以下のことを行ないましょう。
1.給湯器の電源は切らない
実は給湯器には、凍結を予防するための機能が付いています。給湯器はヒーターが配管を温め、ふろ給湯器は自動ポンプ運転で水を循環させて凍結を防ぎます。
これらの機能は、外気温を検知して自動的に作動するので、給湯器の電源を切らずにおくことが重要です。また、自動ポンプ運転ができるように、浴槽の水は残しておきましょう。循環金具から5センチメートル以上の深さが目安です。
給湯器の電源を入れたままにしたつもりでも、ブレーカーを落としてしまったら意味がありません。1か月以上の不在などでブレーカーも落としたい場合には、次にご紹介する水抜きを忘れずに行ないましょう。
2.水抜きを行なう
配管の凍結防止には、水を出しっぱなしにするという方法もありますが、長期の留守の場合には水道代が心配です。
そこで、水抜きをして凍結を防ぎましょう。水抜きの方法は、給湯器のメーカーや機種によって大きく異なります。取り扱い説明書を参照してください。
■帰宅時に万が一お湯が出なかったら
凍結している場合、凍った水が解ければお湯が出るようになります。給湯器の運転スイッチを切り、解けるまで待ちましょう。しかし、配管が破裂してしまっていた場合には、自力での対処は困難です。専門の業者に相談しましょう。
長期の旅行から帰ってきてほっと一息という時に、お湯が出ないのはつらいものです。出かける前のやることリストに、給湯器の凍結予防も忘れずに加えておきましょう。